表替え

畳替えをしたいけれど、畳替えの違いがわからない、表替えがどんなものかわからないというお客様からのお声は度々耳にします。

当店は、熊本県宇城市で約130年畳屋を営み、様々な畳替えを行ってきました。

そこでこの記事では、畳替えにおける表替えの解説をしていきます。

この記事を読めば、表替えがどんな畳替えなのか、どんな場合に可能なのかわかるようになっています。

ぜひ最後まで読んでいただき、畳替えの参考にしてください。

表替えについて

畳の表替えとはどんなものなのか、どんな特徴があるのか解説します。

表替えとは

畳の表替えとは、現在敷いてある畳の畳床(畳の土台)はそのまま使い、畳表と縁を取り替える作業のことを指します。

畳替えにおける新畳や裏返しとは、必要な材料、工程に違いがあります。

新畳との違い

新畳と表替えの大きな違いは、畳床ごと替えるのか、畳床を替えずにそのまま再利用するか、という点です。

新畳を作る場合は、畳床から新しくし、部屋の寸法を測る採寸の作業を行う必要があります。

それに対して表替えは、畳床はそのまま使用し、畳表を張り替える作業ですので、費用を抑えて畳替えが出来ます。

しかし、畳床の状態が悪ければ、表替えができない可能性もある点に注意しなければなりません。

裏返しとの違い

表替えと裏返しでは、現在敷いてある畳床を使用するという点は同じなのですが、表替えは新しい畳表を使用し、裏返しは現在敷いてある畳の畳表の再利用して畳替えを行います。

表替えよりも料金を抑えて畳替えが可能な裏返しですが、裏返しを行うにはいくつか条件があり、それぞれにメリット、デメリットが存在します。

表替えができないケース

表替えができないケースでは畳床の状態が悪い場合がほとんどで

などが確認できた場合には新畳のよる畳替えをおすすめしています。

表替えを行う際のチェック項目

お客様からよくご質問いただく表替えを行う際の基準、チェックポイントをまとめました。

基本的に畳表がどんなに傷んでいても畳床の状態がよければ表替えは可能です。まずは無料お見積りなどを活用し、畳替えの検討に入ることをおすすめします。

お部屋に荷物がある場合

お部屋にタンスやテレビなどの荷物がある場合、当店が荷物の移動を行いますので、事前に荷物の移動をしていただく必要はございません。

ただし、大量の本や割れ物、貴重品がある場合は、ご自身での荷物の移動をお願いする場合もございます。

表替えの料金

表替えの料金は、基本的に畳表の品質で大きく変動します。以下の表は当店が基準にしている価格であり、畳表の仕入れ値によっては、多少上下する場合もございます。

価格表は、畳表のたて糸と目安に作成しています。

縁付き畳、表替えの料金

当店で取り扱っている畳表はすべて国産になります。

畳表の種類	価格
綿	5,500円(税込み)～
綿ダブル	7,700円(税込み)～
麻シングル	8,800円(税込み)～
綿麻	9,900円(税込み)～
麻ダブル	13,000円(税込み)～

縁なし畳、表替えの料金

縁なし畳の表替えは、半畳、一畳で料金を分けています。

畳のサイズ	価格
半畳	8,800円(税込み)～
一畳	11,000円(税込み)～

お見積りは無料です

平田畳店では、畳の状態の確認、お見積りなど無料で行っております。畳替えをご検討の際にはお気軽にご相談ください。

表替え、ご注文から納品までの流れ

当店の表替えのご注文から納品までの流れは以下の通りです。

1.畳の状態の確認、お見積り

まずはじめに、畳の状態を確認、その後お見積りをいたします。

畳床の状態に問題がなければ、表替えの料金にてお見積りしますが、畳床の状態が悪い場合には、新畳の製作をご提案させていただくこともございます。

お見積りの金額、畳替えの内容に問題がなければ、表替えの日程を決定します。

2.畳の引き上げ

お約束した日にちに畳を引き上げに伺います。

その日仕上げであれば午前8時から９時くらいにお伺いし、日をまたいでよければ、お客様のご都合のいい時間に伺います。

引き上げには、早くて30分以内、最長で一時間ほどかかります。

3.工場で畳替え

引き上げた畳を工場で張り替えます。

4.納品

工場で仕上げた畳を納品します。

畳の敷き込みに加え、畳の高さ調節も行います。敷き込みにかかる時間は30分～1時間ほどです。

まとめ

畳の表替えは、新畳に比べると低価格で畳替えができるケースが多いです。畳替えをご検討の際は、ぜひ無料お見積りをご活用ください。